こんにちは。アロマテラピーの学校COKIRIの先生、こきりです。
イライラもやもやから脱出!今年こそ自信を持つための1歩目を踏み出す目標MAPづくり無料講座へようこそ!
今回は第6回目です。
第1回目〜第5回目はこちらからご覧ください。
第1回目:イライラもやもやを吹き飛ばすことと、目標を立てることの関係性
第3回目:目標へ向かえない時に、知っておくと便利な価値観と性質
第4回目:「目標は達成しないといけない」は勘違い?ちょうどいい目標とは
第5回目:目標を放置しちゃう人間のサガと、一生使える目標の立て方
今回は、目標の障害になることの詳しい特定方法についてお伝えします。
復習内容も入っているので、前回までの内容をご覧になってから、今回の内容をチェックしてみましょう。
障害ポイントを見極めよう
あなたはどれ?目標の障害5選
現状で目標に向かえない原因はどれに当てはまるでしょうか。
障害になるポイント5選
- 決断の度合いの低さ
- 知識やスキルの不足
- 知識やスキルの適用方法がわからない
- 行動が伴っていない
- 外部からの刺激による誘惑
です。
もうすこし詳しく説明していきましょう。第5回目で組み立てたステップ6を見ながら、確認してみましょう。
①決断の度合いの低さが起きる理由
決断の度合いが低い=やる気がない、意志が弱い…というわけではありません。
ポイント
- 目標設定がズレている可能性があります
→【妄想設定】または【低すぎる設定】になってませんか?
- 頭ではやった方がいいと感じているのに「やらなくてもいいかも」と潜在意識で感じている可能性があります
→「どうしてやらなくてもいいのだろう?」「本当にやりたいのかな」と自分に聞いてみましょう。
- 今やるタイミングではない
→むしろ今はやらずに、自発的に「やっても良いかな~」くらいの軽やかさになるまで放っておくのも1つの手です。
- 実行した方が良い理由の言語化が不十分
→なんのためにこれを達成したいのか、達成するとどんないいことがあるかを書き出しが足りない場合があります。
②知識やスキルの不足
知識やスキルが足りない、と感じてしまう人は結構多いです。
だからといって、闇雲に資格を取ったり、セミナーへ行く前に、確認しておくと良いポイントがあります。
ポイント
- どれがどの程度足りないか、を確認しよう
→知識、スキル、人脈、資金、資格など、何が自分に足りないか?を書き出す
- 時間と労力をかけても良いなら、本やSNS・サイトを複数調べてみる
- 時間と労力を極力かけたくない時は、お金をかけてプロに聞く・資格取得・勉強をすると時短になります
→プロにお願いする時は、自分の価値観がサービスやプロの方と合うか、話した感じの相性が合うか、も大切です。
③知識やスキルの適用方法がわからない
知識やスキルはあっても、実践で使えないと発揮できません。
適用方法(どうやってうまく使うか)がわからないのに、知識やスキルが足りないと誤解することも多いので、注意が必要です。
よくアロマテラピーの資格をお持ちの方で、ご相談いただく内容がまさにこのパターンが多いです。
「資格を取ったけれど、どうやって使いこなすのか」
「知識・スキルをうまく使いこなせない」
「資格はあるのに、活動の仕方が曖昧」
というお悩みは、この適用方法がわからないに該当します。
※現状で使えるようにするには、以下のやり方でやってみましょう
ポイント
- いつ、どこで、何に・誰に、どうやって使うのか?を書き出します
- 実際にその通りやってみます
- それでうまくできたか、振り返りをすること
- これを繰り返して、より良い方向へ改善していきます
それでも足りない知識やスキルがある時、取得しに行くという手段を取るという選択もおすすめです。
④行動が伴っていない
まさに「変わりたくない」が働いている時です。
ポイント
- 「不安になること、変わりたくないことは、人間の生理現象!おしっこ出るのと一緒!」と、再確認する
- その上で「不安に思ってるならいい目標だから大丈夫!〇〇(目標を達成したら得られること)のためにまずは5分行動してみよう!」と始めてみましょう
- 重い腰を上げて、やり始めるまでが一番の難関!5分でもやり始めれば、するするできるものです。
⑤外部からの刺激による誘惑
ゲーム、おやつ、SNS、動画、急な用事、お酒など世の中には誘惑がたっぷりあります。
この場合は、辞める習慣を決めることが大切になってきます。
辞める習慣のポイント
- 辞めるためにはまず、心のエネルギーが低い(睡眠不足、ストレス、空腹、体調不良、過労などで低下する)ことを満たすこと。
- さらに「習慣を変えることは、長期的なこと」と長い目でみること。
- 良い習慣を得るにしても、悪い習慣を辞めるにしても、変わるまでの目やすの期間があると言われています。
・行動習慣(勉強、日記、読書など):1ヶ月
「やめる」習慣.古川武士.日本実業出版社,2013.
・身体習慣(運動、早起き、禁煙など):3ヶ月
・思考習慣(ポジティブ思考、理論的思考、完璧主義脱却など):6ヶ月
明日にはすぐ違う人になる!という近道の方法はないので、焦らずに行なっていきましょう。
それでもどうしても行動がもやもやして無理な時
自己肯定感を先に高めることが優先かもしれません
さらに、5選をチェックしてここまできても
「やっぱり怖い…」
「なんかモヤモヤする…」
「ポジティブな未来がどうしても想像できない…」
と、どうしても気が進まない時は、もしかしたら「自己肯定感(自分はここにいてもいい、自分には価値があると感じること)」を上げてあげるほうが先な状態なのかもしれません。
私はこれを知らずに、「目標を立ててもできないのは、やり遂げる力や、やる気、意思が足りないからなのではないだろうか」と自分をとにかく否定し続け、自己嫌悪していた時期が長くありました。
同じ状態の方がいたら、先に「どんな自分にもOK出してあげられる」ことを目標にまずしてみましょう。
心の動きポイント
人は、自己否定→自己肯定感→自己効力感(自分ならできる)と、順に階段を上がる生き物です。
これも、おしっこ出る生理現象と一緒な現象!
目標に向かっていくのは、自己肯定している上で、自己効力感も育てていく段階です。
目標を持って「自分ならできるぞ!」から始めてしまって順番を逆にすると「自分にはできない」と思ってしまいがちです。
セルフカウンセリングのしかた
自分は自己肯定感が低そうだと感じる=セルフカウンセリングが必要そうな時に、こちらをご覧ください。
セルフカウンセリングの一部
- こんな気持ちになっている時は緩めましょう
「目標達成できたほうが良いに決まっている」
「目標達成したほうが良いに決まっている」
という気持ちがあると、どうしても重荷になります
→ここまで目標はあった方が良いと言いましたが、自己肯定感が下がっている時は別です。「目標はあってもいいし、なくてもいい。達成してもいいし、しなくてもいい。」のです。それでも変わりたい・成長したいあなたをまず褒めてあげましょう。
→緩んだ時、目標を作っても苦しくなくなります。
→するっと「今なら重荷なくやれるかも」を待ってあげるタイミングもあります。
- 誰が言う「良い」なのかを考えましょう
「社会的に良いこと」「親・上司・先生にとって良いこと」は、他人にとって良いこと。
→あなたがしっくりこないのは当たり前のことです。あなたが「心地いいこと」「良いと思うこと」をまずやって自己肯定を育ててみましょう。
- 「〇〇しなきゃ、しなければいけない」ことはないのかも、と緩めてみましょう
「仕事は達成しなければいけない」「家事はきっちりこなさなきゃ」という時も重荷になります。
→本当にしないと何かが起きるのか、を実験してハードルを緩めていくのも手です。
→「しなきゃいけないこと」「やるべきこと」ができなくてもOKです。そのままのできないあなたでもOKですし、価値があるのです。
- 統一性がなくてもOK
仕事しながら「今日はお菓子づくりしたいな~帰りに材料買おう~」と考えることもいいですし、家事しながら「旅しに行きたいな~予約ボタン、ポチ~~」でもOK。
→「今私は何をしたいかな~」のゆるさでやってみることを意識しましょう。
- できないことは、できなくてもOK
学校では「苦手な教科もできないと怒られる」、仕事でも「できないと怒られる」、家庭では「やらなきゃいけないことがたくさんある」…というのがまだまだ当たり前だと思われがちです。
→できなくてもあなたの価値は下がりもしないし、価値は最高なまま変わっていません。
ただ表面的に・勝手に・自分で自分に「社会的にできない自分シール」「あの人にとってできない自分シール」を勝手に貼っただけ。
そのシールは剥がしてもいいし、それを自分ごとにしなくてもいいのです。
→苦手なことは、快適にするために誰かにお願いしたり、お金をかけたり、お金をかけずとも工夫してできる方法を考えるといいポイントなのかもしれません。
得意なことで軽やかに生きることを目指しても良いのです。
- 何が不安か分かってからの検索はおすすめ
「〇〇(悩み) 楽にする方法」「〇〇(悩み) 簡単にする方法」など、検索の仕方はいろいろ。
→SNSや動画で検索して、楽に生きるネタを探しましょう。
- それでもやるべきことがある、と感じる時
→「今絶対これやらないといけないって脅迫されてるような急かされている気分」という時であれば、「やるべき」のハードルを溶かすことを意識してみましょう。
→やるべきことをやらないことで何が起きるんだろう、もっとハードルを下げる方法や考え方はないだろうか、を書き出してみましょう。
- 気合いや意気込みが必要な感じがしてしまう時
「やるからにはしっかり準備して、腕まくりして、よしやるぞ!ってしなきゃできない」と思う時に
→体に気合いが入らなくて良いくらいの「あ、今ならやってもいいかも~~」という自発が生まれるまで放置すると良いです。
→完璧主義になりそうな時にも、このゆるゆるさがおすすめ。
あなたが書き出した壁や障害になりそうなことは、どこに当てはまりましたか?
「目標MAPづくり」でもカウンセリング的な面も「◆自己否定してないかな?チェックリスト」のワークにしましたので、「自分にOK出せないよ…」という方は、ぜひ書いて確認してみて下さいね。
次回は「目標を立てると良いことについて」についてお伝えします。
また次回お会いしましょう。
個別相談会
「障害になることが複数になっていて、どこから手をつけたらいいの?」
「自分では特定が難しい…」
「辞める習慣、なかなか辞めれないよ…」
「自己肯定感なかなか1人では育てられない…」
という方は、個別相談会でご相談ください。
「1歩目踏み出すまで不安がある人のための
一歩目達成まで伴走します!
アロマ×コーチング個別相談会」
の内容は以下のとおりです。
1:1でお話(セッション)をして、あなたが行動・実践できない部分を発見&解消していきます。
お話を伺ってメンタルのひっかかりを探し、メディカルアロマテラピーで体と心の不調をサポートします。
実際にお話しする日にち前に、事前聞き取りはもちろん、セッション後に実際に一歩目を踏み出すところまで応援・サポートつきです。
相談会の内容
- 事前のアンケート:
あなたのお悩みを言語化する準備をします。目に見える形にすることで、「自分はこう思っていたのか」と気づきになり、解決策が浮かびやすくなります。 - アロマテラピーの新技術「嗅覚反応分析」:
心や体のバランスをグラフ化して、よりあなたの状態を形にします。
どう考えやすいか、どんな体調不良になりやすいか、障害の壁になりやすいことも準備しておくポイントにします。
気分転換用の体質に合う香りもセッション後郵送いたします。
先ほどの例を挙げた方も、サブの対処法として、体質に合う精油を見つけてめまい対策にも応用していただきました。根本療法の気づきと、対処療法のアロマ療法を体験いただけます。 - 図解して振り返りしやすく:
目標や進捗を見える形にして置くために、あなたの考えを1枚のイラスト&文字起こしするグラフィックレコード(グラレコ)つき。後から見直しも簡単にできて、忘れないために・楽しく行動するためにご用意しております。
第7回講座はこちらから。