アロマテラピー 精油学

イランイラン精油のプロフィール

こきり

こんにちは!

アロマテラピーの学校COKIRIの先生、こきりです。

精油を使うときに困った際に、こちらのプロフィールをご活用ください。

初心者さんは【精油情報】の安全性【作用】のところだけ見ると、

・自分に使えるか?

・どんなことに使えるか?

がわかりますよ♪

植物情報

植物名イランイラン
英名Ylang Ylang
学名Cananga odorata
科名バンレイシ科
別名、和名花の中の花
フラワーオブフラワーズ
愛の雫
生産国コモロ、マダガスカル、レユニオン島、マヨット島
こきり

イランイランは分留によって、香り印象がかなり変わる精油です。このページでは、

  • イランイラン・エクストラ
  • イランイラン・コンプリート(カナンガ)

の2種類の解説をしていきます。

時間経過で香りの印象も成分も変わります。

詳しくは、分留説明にて。

精油情報

抽出部位
※特に黄色の花びらが一番香りが良い
抽出方法水蒸気蒸留法
採油率
精油の色透明〜薄黄色、薄橙
粘性低い
保留性
安全性使用しない方が良い場合には✔︎がついています/補足は( )にて
✔︎敏感肌の人注意:皮膚刺激あり(敏感肌や皮膚炎を起こしている肌にはNG)
アレルギー
皮膚感作
光毒性
乳幼児
妊娠中
授乳中
生理中使用注意
✔︎病気によって注意
(血圧を下げる+鎮静作用があるため、低血圧の人は眠気やだるさを引き起こす可能性あり→逆に高血圧の方には◎)
✔︎使い方による注意
(過度に使用すると、頭痛や吐き気を催す)
精油として使用不可
引火点

香り情報

ノートトップ〜ベースノート
系統フラワー系
オリエンタル系
ブレンドファクター
7段階評価
1〜4
こきり

よく書籍やWebでも取り上げられる「この香りに合う香りは」という項目はCOKIRIでは設けておりません。人によるからです。

ブレンドする相手にお悩みのときは、ブレンドについての記事をご覧ください。

ブレンドについての記事comingsoon

作用

体・心・顔別の症状別

体への作用

イランイラン・エクストラ

→主に体の不調に

  • 痙攣を抑える
  • 炎症を緩和

共通

  • 皮膚の痒み
  • 神経性胃痛
  • 慢性疼痛
  • 月経困難
  • 月経前症候群(PMS)
  • 更年期
  • 制欲減退
  • 血圧を下げる

心への作用

イランイラン・コンプリート

  • 不安の解消
  • 直感や創造力を養う
  • 毎日の充実感、穏やかさや安心感

共通

  • ストレス
  • 燃え尽き症候群
  • 抑うつ性の不機嫌
  • 思春期危機
  • 不安
  • 依存症
  • パニックのとき
  • 過呼吸のとき
  • 動悸のとき

顔のお肌への作用

共通

  • 肌と髪のケア

環境整備

_

⚪︎⚪︎作用で見る

作用一覧

イランイラン・エクストラ

  • 免疫調整作用
  • 緊張緩和作用
  • 鎮痙作用
  • 鎮痛作用
  • 体力増強作用
  • 強壮作用

イランイラン・コンプリート

  • 抗アレルギー作用
  • 鎮掻痒作用
  • 消炎作用
  • 細胞再生作用
  • 創傷治癒作用
  • 免疫調整作用

共通

  • 気分爽快作用
  • 活力向上作用
  • 心の安定化作用
  • バランス調整作用
  • 鎮静作用
  • 催淫作用
  • 血圧降下作用
  • 抗うつ作用
  • 皮脂調整作用

精油化学

成分で見る coming soon

イランイラン・エクストラ

有機化合物の分類グループ名さらに細かいグループ名成分名精油の中の割合
テルペン類(炭化水素類)モノテルペン
セスキテルペン
アルコール類モノテルペノール
セスキテルぺノール
ジテルぺノール
芳香族アルコールモノテルペンフェノール
アルデヒド類モノテルペンアルデヒド
セスキテルペンアルデヒド
芳香族アルデヒド
エステル類テルペン系エステル
芳香族エステル類
エーテル類
オキサイド類(酸化物類)モノテルペンオキサイド
セスキテルペンオキサイド
芳香族オキサイド(酸)類
ケトン類モノテルペンケトン
セスキテルペンケトン
芳香族ケトン類
ラクトン類クマリン類
フロクマリン類
フェニルプロパノイド

イランイラン・コンプリート

有機化合物の分類グループ名さらに細かいグループ名成分名精油の中の割合
テルペン類(炭化水素類)モノテルペン
セスキテルペン
アルコール類モノテルペノール
セスキテルぺノール
ジテルぺノール
芳香族アルコールモノテルペンフェノール
アルデヒド類モノテルペンアルデヒド
セスキテルペンアルデヒド
芳香族アルデヒド
エステル類テルペン系エステル
芳香族エステル類
エーテル類
オキサイド類(酸化物類)モノテルペンオキサイド
セスキテルペンオキサイド
芳香族オキサイド(酸)類
ケトン類モノテルペンケトン
セスキテルペンケトン
芳香族ケトン類
ラクトン類クマリン類
フロクマリン類
フェニルプロパノイド

歴史

準備中

みんなの声

準備中

こきり

なにか出来事が起こった時、ひとりひとり違う印象で捉えるのと一緒で、香りを嗅いだ時の印象・イメージは、人によって全く異なります。

ある人は「この香りはスッキリする香りなんですよ」といい、ある人は「え?そう?私は甘く優しく感じるよ」ということも。

香りの言語化は、人から言われたこととは「あれ?」とすれ違いが起きやすいです。

印象をシェアしあって

  • こんな人もいるんだなあ、という違いを知る機会に
  • 人と意見・感覚が違ってても「良い」と思える材料に
  • 人に香りを伝える時の材料に

してほしいと思っています。

LINEからも「私はこうですよ〜」とご意見いただけたら、より意見と資料が集まるので、初心者さんもプロの方もぜひご協力いただけると嬉しいです!

けろり

最新情報はInstagramまたはLINEにて〜

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こきり

アロマテラピーの講師をしてきた経験を元に、こころとからだの癒し知識を発信中
モットーは「わかりやすく・おもしろく・オタクらしく」
経歴:AEAJ認定校全教科担当6年
IFAアロマセラピスト、AEAJアロマセラピスト・インストラクター、AHIS嗅覚反応分析士

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