アロマテラピー 精油学

レモングラス精油のプロフィール

こきり

こんにちは!

アロマテラピーの学校COKIRIの先生、こきりです。

精油を使うときに困った際に、こちらのプロフィールをご活用ください。

初心者さんは【精油情報】の安全性【作用】のところだけ見ると、

・自分に使えるか?

・どんなことに使えるか?

がわかりますよ♪

植物情報

植物名レモングラス
英名Lemongrass
学名東インド型(イーストインディアン):Cymbopogon flexuosus (Nees) Stapf
西インド型(ウェストインディアン):Cymbopogon citratus
科名イネ科
別名、和名コウスイガヤ、レモンガヤ、メリッサグラス
生産国・通常精油に使用するのはCymbopogon citratus:スリランカやマレーシア原産
・Cymbopogon flexuosus:カンボジア、インド原産
・他ブータン、中国、アフリカ、中央アメリカ、南アメリカ、インドネシア、ベトナム、西インド諸島など
こきり

東インド型Cymbopogon flexuosus:より甘みがある軽い香り、薬用や洗剤に

西インド型Cymbopogon citratus:土っぽい香りも加わる

レモングラスの成分シトラール自体、食品業界、医薬品産業、香料やフレーバーの業界で高く評価されています

精油情報

抽出部位葉、茎
抽出方法水蒸気蒸留法
採油率1kgの精油抽出に、約50kgの原料
=約2%
精油の色薄い黄色〜褐色
粘性低い
保留剤
安全性気をつける項目には✔︎がついています/補足は( )にて
✔︎敏感肌の人注意:皮膚刺激あり(1%以下までで使用、乾燥している時・ストレスがある時の肌には刺激になるので控える)
アレルギー
皮膚感作
光毒性
✔︎乳幼児(刺激による炎症の可能性もある)
妊娠中
授乳中
生理中使用注意
病気によって注意
使い方による注意
精油として使用不可
引火点

香り情報

ノートトップノート
(書籍によってはトップ〜ベースノートと記載あり)
系統シトラス
ブレンドファクター
7段階評価
1
こきり

よく書籍やWebでも取り上げられる「この香りに合う香りは」という項目はCOKIRIでは設けておりません。人によるからです。

ブレンドする相手にお悩みのときは、ブレンドについての記事をご覧ください。

ブレンドについての記事comingsoon

作用

体・心・顔別の症状別

体への作用

  • 風邪の予防と治療
  • インフルエンザや感染症予防
  • 病気の回復期
  • 慢性疲労
  • デオドラント
  • 眠気覚まし
  • ヘアケア

心への作用

  • 注意力がないとき
  • 気力がないとき
  • 創造力がほしいとき
  • 論理的思考をしたいとき

顔のお肌への作用

  • 炎症を抑える
  • 鎮静
  • オイリースキン

環境整備

  • 虫除け(蜂は寄ってくるためNG)
  • 室内空気の殺菌

⚪︎⚪︎作用で見る

作用一覧

  • 抗菌作用
  • 抗真菌作用
  • 抗ウイルス作用
  • 免疫強化作用
  • 消化促進作用
  • 血管拡張作用
  • 収斂作用
  • デオドラント作用
  • 鎮静作用
  • 活性化作用
  • 頭脳明晰作用

精油化学

成分で見る

有機化合物の分類グループ名さらに細かいグループ名主な成分名精油の中の割合
テルペン類(炭化水素類)モノテルペンリモネン
ミルセン
5〜10%
※西インド型:ミルセン含む
セスキテルペン
アルコール類モノテルペノールゲラニオール
リナロール
〜6%
セスキテルぺノールファルネソール
β-カリオフィレン
〜10%
ジテルぺノール
芳香族アルコールモノテルペンフェノール
アルデヒド類モノテルペンアルデヒド・シトラール
(ゲラニアール
+ネラール)
・シトロネラール
70〜85%
(ゲラニアール〜54%、
ネラール〜35%)
※東インド型:シトラール多め
※西インド型:シトラール含有やや低い
セスキテルペンアルデヒドファルネサール3%
芳香族アルデヒド
エステル類テルペン系エステル酢酸ゲラニル微量
芳香族エステル類
エーテル類
オキサイド類(酸化物類)モノテルペンオキサイド
セスキテルペンオキサイド
芳香族オキサイド(酸)類
ケトン類モノテルペンケトン
セスキテルペンケトン
芳香族ケトン類
ラクトン類クマリン類
フロクマリン類

歴史

準備中

みんなの声

準備中

こきり

なにか出来事が起こった時、ひとりひとり違う印象で捉えるのと一緒で、香りを嗅いだ時の印象・イメージは、人によって全く異なります。

ある人は「この香りはスッキリする香りなんですよ」といい、ある人は「え?そう?私は甘く優しく感じるよ」ということも。

香りの言語化は、人から言われたこととは「あれ?」とすれ違いが起きやすいです。

印象をシェアしあって

  • こんな人もいるんだなあ、という違いを知る機会に
  • 人と意見・感覚が違ってても「良い」と思える材料に
  • 人に香りを伝える時の材料に

してほしいと思っています。

LINEからも「私はこうですよ〜」とご意見いただけたら、より意見と資料が集まるので、初心者さんもプロの方もぜひご協力いただけると嬉しいです!

けろり

最新情報はInstagramまたはLINEにて〜

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こきり

アロマテラピーの講師をしてきた経験を元に、こころとからだの癒し知識を発信中
モットーは「わかりやすく・おもしろく・オタクらしく」
経歴:AEAJ認定校全教科担当6年
IFAアロマセラピスト、AEAJアロマセラピスト・インストラクター、AHIS嗅覚反応分析士

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