アロマテラピー 精油学

クラリセージ精油のプロフィール

こきり

こんにちは!

アロマテラピーの学校COKIRIの先生、こきりです。

精油を使うときに困った際に、こちらのプロフィールをご活用ください。

初心者さんは【精油情報】の安全性【作用】のところだけ見ると、

・自分に使えるか?

・どんなことに使えるか?

がわかりますよ♪

植物情報

植物名クラリセージ
英名Clary Sage
学名Salvia sclarea
科名シソ科
別名、和名オニサルビア
マスカットセージ
生産国フランス、モロッコ、ロシア、ハンガリー、ブルガリア

精油情報

抽出部位花の咲いた先端部分、葉、開花中の全草
抽出方法水蒸気蒸留法
採油率1kgの精油抽出に、100kgの原料
=約1%
精油の色無色
粘性低い
保留性
安全性使用しない方が良い場合には✔︎がついています/補足は( )にて
敏感肌の人注意:皮膚刺激あり
アレルギー
皮膚感作
光毒性
乳幼児
✔︎妊娠中
✔︎授乳中
生理中使用注意
✔︎病気によって注意
(エストロゲン投与中は控える:癌腫など)
(エストロゲンにより悪化する症状がある場合も控える:子宮筋腫、乳腺炎など)1
(てんかんの方:極端に大量には危険→適量であれば緊張緩和、痙攣を抑えるので使用OK)
✔︎使い方による注意
(鎮静作用が強い=リラックス・眠気が出るかもしれないので、運転前の使用は避ける)
(アルコールとの併用でより悪酔い・頭痛を招く→どの精油にも共通して飲用のアルコールとの併用は控えた方が良い)2
精油として使用不可
引火点
こきり
  1. クラリセージの成分に、「エストロゲンのような作用がある成分(スクラレオール)が入っているため」
    ※ホルモンのバランスを整える脳の脳下垂体に作用する、という文献もあり ↩︎
  2. アルコールとの併用について追記 ↩︎

別文献では、アルコール併用で悪酔いする件について:「ポップの代用のビールや、味をよくするためのワインなどにクラリセージを入れることで、消費量を増やす&酔いがまわりやすくなる」という文章から、ワインやビールが悪酔いさせる原因であって、クラリセージが原因ではない、と書かれているものもあります。

しかし、結局のところ「(体に吸収した精油と、飲むアルコールを)混ぜると悪酔いする」という部分は変わらないと私は感じますす。

どちらにせよ、クラリセージではなく、他の香りもですが【アルコールを夜に飲む日&アロマテラピーの全身トリートメント(オイルでのマッサージのこと)を受けに行った日】は特に、血行も良くなっているため体にアルコールが回りやすく、酔うスピードが早くなり、具合が悪くなる可能性もあります。

飲む量を少なく調整したり、お酒自体お休みをしてお水を飲み、老廃物を出す日にしても良いですよ♪

香り情報

ノートトップ〜ミドルノート
系統ハーブ系
ブレンドファクター
7段階評価
2〜4
こきり

よく書籍やWebでも取り上げられる「この香りに合う香りは」という項目はCOKIRIでは設けておりません。人によるからです。

ブレンドする相手にお悩みのときは、ブレンドについての記事をご覧ください。

ブレンドについての記事comingsoon

作用

体・心・顔別の症状別

体への作用

  • 婦人科の真菌症(カンジダ他)
  • 更年期
  • 月経前症候群(PMS)
  • 生理痛(月経痛)
  • 月経困難
  • 無月経
  • 会陰マッサージ(出産準備)
  • 筋肉が緊張しているとき(疲労、肩こりなど)
  • 高血圧

心への作用

  • ストレス
  • 不安
  • 緊張

顔のお肌への作用

環境整備

⚪︎⚪︎作用で見る

作用一覧

  • エストロゲン様作用
  • ホルモン調整作用
  • 血圧降下作用
  • 抗炎症作用
  • 抗てんかん作用
  • 抗不安作用
  • 神経強壮作用
  • 鎮痙作用
  • 鎮静作用
  • 通経作用
  • 抗菌作用
  • 抗真菌作用
  • 緊張緩和作用
  • バランス調整作用
  • 活力向上作用
  • 神経刺激作用
  • 催淫作用

精油化学

成分で見る coming soon

有機化合物の分類グループ名さらに細かいグループ名成分名精油の中の割合
テルペン類(炭化水素類)モノテルペン
セスキテルペン
アルコール類モノテルペノール
セスキテルぺノール
ジテルぺノール
芳香族アルコールモノテルペンフェノール
アルデヒド類モノテルペンアルデヒド
セスキテルペンアルデヒド
芳香族アルデヒド
エステル類テルペン系エステル
芳香族エステル類
エーテル類
オキサイド類(酸化物類)モノテルペンオキサイド
セスキテルペンオキサイド
芳香族オキサイド(酸)類
ケトン類モノテルペンケトン
セスキテルペンケトン
芳香族ケトン類
ラクトン類クマリン類
フロクマリン類
フェニルプロパノイド

歴史

準備中

みんなの声

準備中

こきり

なにか出来事が起こった時、ひとりひとり違う印象で捉えるのと一緒で、香りを嗅いだ時の印象・イメージは、人によって全く異なります。

ある人は「この香りはスッキリする香りなんですよ」といい、ある人は「え?そう?私は甘く優しく感じるよ」ということも。

香りの言語化は、人から言われたこととは「あれ?」とすれ違いが起きやすいです。

印象をシェアしあって

  • こんな人もいるんだなあ、という違いを知る機会に
  • 人と意見・感覚が違ってても「良い」と思える材料に
  • 人に香りを伝える時の材料に

してほしいと思っています。

LINEからも「私はこうですよ〜」とご意見いただけたら、より意見と資料が集まるので、初心者さんもプロの方もぜひご協力いただけると嬉しいです!

けろり

最新情報はInstagramまたはLINEにて〜

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こきり

アロマテラピーの講師をしてきた経験を元に、こころとからだの癒し知識を発信中
モットーは「わかりやすく・おもしろく・オタクらしく」
経歴:AEAJ認定校全教科担当6年
IFAアロマセラピスト、AEAJアロマセラピスト・インストラクター、AHIS嗅覚反応分析士

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