アロマテラピー 精油学

カモミール・ジャーマン精油のプロフィール

こきり

こんにちは!

アロマテラピーの学校COKIRIの先生、こきりです。

精油を使うときに困った際に、こちらのプロフィールをご活用ください。

初心者さんは【精油情報】の安全性【作用】のところだけ見ると、

・自分に使えるか?

・どんなことに使えるか?

がわかりますよ♪

植物情報

植物名カモミール・ジャーマン
ジャーマン・カモミール
英名Chamomile german
学名Matricaria recutita
Matricaria chamomilla
科名キク科
別名、和名ドイツカミツレ
カモマイル
ブルーカモミール
生産国イギリス、フランス、ドイツ、エジプト
こきり

カモミールには

  • ジャーマン
  • ローマン
  • ケープ
  • モロッカン

の精油があります。

精油情報

抽出部位
抽出方法水蒸気蒸留法
採油率1kgの精油を抽出するのに、500kgの原料が必要
=約0.2%
精油の色濃い青色
粘性普通
保留性
安全性使用しない方が良い場合には✔︎がついています/補足は( )にて
敏感肌の人注意:皮膚刺激あり
✔︎アレルギー:ブタクサアレルギーの人は注意
皮膚感作
光毒性
乳幼児
✔︎妊娠中:初期は避ける
授乳中
生理中使用注意
✔︎病気によって注意:低血圧の人
✔︎使い方による注意:香りが強いので、少量で使用する
精油として使用不可
引火点

香り情報

ノートミドルノート
系統フローラル
ブレンドファクター
7段階評価
1〜3
こきり

よく書籍やWebでも取り上げられる「この香りに合う香りは」という項目はCOKIRIでは設けておりません。人によるからです。

ブレンドする相手にお悩みのときは、ブレンドについての記事をご覧ください。

ブレンドについての記事comingsoon

作用

体・心・顔別の症状別

体への作用

  • 気管支炎
  • 肩こり、腰痛など筋肉の痛み
  • 頭痛、神経痛、歯痛などの痛み
  • 月経不順
  • 月経痛
  • 皮膚炎
  • 粘膜炎症
  • 創傷
  • 瘢痕ケア
  • 神経皮膚炎
  • 膀胱炎

心への作用

  • 不安、緊張が続いているとき
  • 怒り、恐怖が込み上げるとき
  • 興奮して寝付けないとき

顔のお肌への作用

  • ニキビ
  • 日焼け後のケア
  • 乾燥しているときの痒み(全身)

環境整備

⚪︎⚪︎作用で見る

作用一覧

  • 抗アレルギー作用
  • 抗うつ作用
  • 抗炎症作用
  • 止痒作用
  • 消化促進作用
  • 胆汁分泌作用
  • 鎮静作用
  • 鎮痛作用
  • 鎮痙作用
  • 通経作用
  • 瘢痕形成作用
  • 創傷治癒促進作用
  • 抗菌作用(特に黄色ブドウ球菌、連鎖球菌)
  • 抗真菌作用
  • 抗ウイルス作用
  • 静脈強壮作用

精油化学

成分で見る

有機化合物の分類グループ名さらに細かいグループ名成分名精油の中の割合
テルペン類(炭化水素類)モノテルペン5%
セスキテルペン・ファルネセン
・アズレン類、特にカマズレン
・ビサボレン
45〜70%
アルコール類モノテルペノール
セスキテルぺノールα-ビサボロール5〜30%
ジテルぺノール
芳香族アルコールモノテルペンフェノール
アルデヒド類モノテルペンアルデヒド
セスキテルペンアルデヒド
芳香族アルデヒド
エステル類テルペン系エステル
芳香族エステル類
エーテル類スピロエーテル1.5%
オキサイド類(酸化物類)モノテルペンオキサイド
セスキテルペンオキサイドα-ビサボロールオキシド16〜45%
芳香族オキサイド(酸)類
ケトン類モノテルペンケトン
セスキテルペンケトンアルテミシアケトン1.5%
芳香族ケトン類
ラクトン類クマリン類
フロクマリン類
フェニルプロパノイド
こきり

植物中にあるマトリシンという化合物を水蒸気蒸留することで、カマズレンができる。

元々植物中にある成分ではありません。

歴史

準備中

みんなの声

準備中

こきり

なにか出来事が起こった時、ひとりひとり違う印象で捉えるのと一緒で、香りを嗅いだ時の印象・イメージは、人によって全く異なります。

ある人は「この香りはスッキリする香りなんですよ」といい、ある人は「え?そう?私は甘く優しく感じるよ」ということも。

香りの言語化は、人から言われたこととは「あれ?」とすれ違いが起きやすいです。

印象をシェアしあって

  • こんな人もいるんだなあ、という違いを知る機会に
  • 人と意見・感覚が違ってても「良い」と思える材料に
  • 人に香りを伝える時の材料に

してほしいと思っています。

LINEからも「私はこうですよ〜」とご意見いただけたら、より意見と資料が集まるので、初心者さんもプロの方もぜひご協力いただけると嬉しいです!

けろり

最新情報はInstagramまたはLINEにて〜

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

こきり

アロマテラピーの講師をしてきた経験を元に、こころとからだの癒し知識を発信中
モットーは「わかりやすく・おもしろく・オタクらしく」
経歴:AEAJ認定校全教科担当6年
IFAアロマセラピスト、AEAJアロマセラピスト・インストラクター、AHIS嗅覚反応分析士

-アロマテラピー, 精油学
-, , , , , ,

error: Content is protected !!