なぜ資格更新に悩むのか 〜心理編〜
アロマが好き!だけじゃ続けちゃダメなのかなぁと心バキバキにされるところだったよ…
そもそもだけど、アロマを学んだメリットがあるかよりも、
アロマって香りが好きとか、楽しそうとか、面白そうとか、
そういうところから入る人が多そうなイメージなんだけど。
おお…原点回帰ですね。
本当はその気持ちで取り組めたら良いのです!
しかし、その気持ちからどんどん会費分を取り返したい!とか、アロマスクールに通った分だけ学費分でも取り返ししたいという思いが先行していくこともあります。
むしろ「自分は知識が足りないから、もっと他のセラピーやセミナーも受けなきゃ!」と思う人も。
私もそういう経験がありますし、生徒さんやアロマ仲間に聞くとそういったお声も多いのです。
続けるか悩む時の心理2パターン
- 会費・学費分を取り戻せるくらいの活動はしたい!と焦る気持ち
- 自分は知識が足りないから、もっと上級や他のセラピーを学びたい、と不安になる気持ち
【時間・お金・労力 > 好き・楽しい】になっていませんか?
アロマの先生や、資格を取れた人がかかった分のお金とか知識が足りないってことを考えちゃうの?
資格取得できたなら良くないの?なんで??
まずは1つ目の「会費・学費分を取り戻す」心理について。
アロマスクールに通う、資格の受験する、資格の登録する、というだけでも費用はどうしても多かれ少なかれかかってきます。
講座費用も安くはないため、そうなりやすいのかもしれません。
アロマテラピーの講座に限らずさまざまな場面でも感じたことがある方もいると思いますが、
費用をかけたものに関して、満足のいく欲しかった答えやスキル・技術が得られないとき、人は不安になりますし悲しくなります。
そのせいで感じてしまうサンクコスト効果で別の資格を取ったり、セミナーを受けに行ってしまう、につながるのです。
サンクコスト(埋没費用)とは、「すでに支払ってしまい、取り返すことのできない金銭的・時間的・労力的なコスト」のことです。
そして、「サンクコスト効果」とは、「すでに支払ったコストを取り戻そうとする心理効果」です。
サンクコスト効果の影響を受けてしまうと、サンクコストに気が取られ、合理的な意思決定ができなくなります。「合理的な意思決定」とは、その時々ですべき最良の判断です。
(中略)「これだけ費用、時間、労力をかけて立ち上げたんだから、かんたんに引き下がれない。追加の投資をしよう」と考えてしまうのです。
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なるほど!
え、そして自分自身でサンクコスト効果に気づいてないかもしれないってことだよね。
怖いんだけど!
自分もそうかも…と思ったら、怖いですし残念な気持ちになりますよね。
しかし!今「自分もそうかも?」と気づけて、本当にアロマで欲しかったものはなあに?と問いかけられたら、それだけで上出来です。
じゃあ、アロマで欲しかったものが、
- 良い香りをたくさん嗅げたから楽しかった〜
- アロマってそういう使い方できるんだ、おもしろ〜い
- 使ってみたら楽しかった〜
- すごく癒された〜
とか、そういう体験や感情でも良いってことだよね?
そうそう!
その体験や生まれた感情へのお礼としての費用と思えば、すごく使ったかいあるぞ〜と思えませんか?
メリットを論理的に考えて心苦しくなった時には、そういった感情を大事にしましょうね。
なるほど〜
資格取得者ほど「自分は努力と知識不足なのでは」と思ってしまう
二つ目の「知識が足りないから、もっと学ばねば」の心理について。
私もでしたが、アロマテラピーを知ったきっかけは、
「(自分の・自分の大事な人の)不調をなんとかしたいときに調べていたら、アロマが良いらしいという情報を得まして」という方が多いです。
香りを使った手や足、全身のもみほぐしの技術が欲しい人だってもちろんいます。
欲しい情報があるかも!と思って飛び込んだ人も多いと思います。
しかし、それでも困っている人が多いのです。
調べてきた人はもっと知りたいことが明確なんだね。
え??それでも講座でわからないことが解決できないこともあるの??
解決できる方ももちろんいます。
しかし、圧倒的に「今更聞けないけど、これってどうしたらいいの?」が後々出てくることも。
アロマテラピーの資格を取得した・セミナー修了した、けれど困っている、という項目を下記にまとめました。
困っているままで、資格の更新はもっと悩みます。お悩み解消の糸口を見てみましょう。