こんにちは!
アロマテラピーの学校COKIRIの先生、こきりです。
精油を使うときに困った際に、こちらのプロフィールをご活用ください。
初心者さんは【精油情報】の安全性と【作用】のところだけ見ると、
・自分に使えるか?
・どんなことに使えるか?
がわかりますよ♪
植物情報
植物名 | グレープフルーツ |
英名 | Grapefruit |
学名 | Citrus Paradisi |
科名 | ミカン科 |
別名、和名 | ー |
生産国 | イスラエル、アメリカ、アルゼンチン、南アフリカ、メキシコ、ブラジル |
グレープフルーツには
- ピンクグレープフルーツ
- ホワイトグレープフルーツ
の精油があります。
化学成分が分かれて書かれている本もありますが、おおよそ作用は変わりません。
ちょっとした違いは随時記載しています。
精油情報
抽出部位 | 果皮 | |
抽出方法 | 圧搾法 コールドプレス法 ※水蒸気蒸留法の精油もまれにあり(アルデヒド類の含有率が上がる) | |
採油率 | ー | |
精油の色 | 明るい黄色がかった緑〜淡い黄色 ※ピンクグレープフルーツは淡いピンク色 | |
粘性 | 低粘性(さらさら) | |
保留性 | ー | |
安全性 | 使用しない方が良い場合には✔︎がついています/補足は( )にて | |
敏感肌の人注意:皮膚刺激あり | ||
アレルギー | ||
皮膚感作 | ||
✔︎ | 光毒性、光感作もあり | |
乳幼児 | ||
妊娠中 | ||
授乳中 | ||
生理中使用注意 | ||
病気によって注意 | ||
✔︎ | 使い方による注意:日中露出する肌には塗らない | |
精油として使用不可 | ||
引火点 | ー |
香り情報
ブレンドエンハンサーとして香りをまとめるはたらきがある。
ノート | トップノート |
系統 | シトラス |
ブレンドファクター 7段階評価 | 4〜6 |
よく書籍やWebでも取り上げられる「この香りに合う香りは」という項目はCOKIRIでは設けておりません。人によるからです。
ブレンドする相手にお悩みのときは、ブレンドについての記事をご覧ください。
ブレンドについての記事comingsoon
作用
体・心・顔別の症状別
体への作用
- リンパを刺激してむくみ改善
- 新陳代謝高める
- 咳
- 気管支炎
- 百日咳
- 頭痛
- 静脈瘤
- セルライト
- 月経困難
- 妊娠中の吐き気
- 分娩中の芳香(具合が悪くならないか必ず確認)
心への作用
- 季節性情緒障害(冬季うつ)
- 食欲の調整
- 思春期危機
- 抑うつ性の不機嫌
- 不安
- 依存症
- 落ち込んでいるとき
- 前向きになりたいとき
- 情緒不安定で感情のコントロールができないとき
- ランナーズハイをもたらす(エンドルフィンを活発・放出調整)
顔のお肌への作用
- 肌のくすみ
- むくみ
- 脂性肌に
- ニキビ、吹き出物
- 引き締める
環境整備
- 室内空気の殺菌
⚪︎⚪︎作用で見る
作用一覧
- 滅菌作用
- 消毒作用
- 免疫刺激作用
- 刺激作用(消化器、リンパ)
- 食欲調整作用(促進も抑制もどちらもあり)
- 脂肪代謝促進作用
- 解熱作用
- 鎮痙作用
- 鎮静作用
- 鎮痛作用
- 利尿作用
- 血行促進作用
- 皮膚の代謝促進作用
- 空気浄化作用
- 興奮作用
- 活力向上作用
- 高揚作用
- 抗不安作用
- 集中力向上作用
- 気分爽快作用
実際の使用法
精油化学
成分で見る
有機化合物の分類グループ名 | さらに細かいグループ名 | 成分名 | 精油の中の割合 |
---|---|---|---|
テルペン類(炭化水素類) | モノテルペン | ・リモネン ・メルカプタン ・β-ミルセン ・サビネン ・α-ピネン | 90〜98% ※リモネンのみで〜90% ※メルカプタンは微量:少量でも強い香りがする |
セスキテルペン | ・β-カリオフィレン ・バレンセン | 微量 | |
アルコール類 | モノテルペノール | 1.4%以下 | |
セスキテルぺノール | |||
ジテルぺノール | |||
脂肪族アルコール | |||
芳香族アルコール | モノテルペンフェノール | ||
アルデヒド類 | モノテルペンアルデヒド | ||
セスキテルペンアルデヒド | |||
脂肪族アルデヒド | |||
芳香族アルデヒド | ・オクタナール ・デカナール ・ノナナール | 1.5%以下 | |
エステル類 | テルペン系エステル | 微量 | |
芳香族エステル類 | |||
エーテル類 | |||
オキサイド類(酸化物類) | モノテルペンオキサイド | ||
セスキテルペンオキサイド | |||
芳香族オキサイド(酸)類 | |||
ケトン類 | モノテルペンケトン | ||
セスキテルペンケトン | ヌートカトン | 0.5~1.8% | |
芳香族ケトン類 | |||
ラクトン類 | クマリン類 | 微量 | |
フロクマリン類 | 微量 | ||
フェニルプロパノイド |
植物中にあるマトリシンという化合物を水蒸気蒸留することで、カマズレンができる。
元々植物中にある成分ではありません。
歴史
準備中
みんなの声
準備中
なにか出来事が起こった時、ひとりひとり違う印象で捉えるのと一緒で、香りを嗅いだ時の印象・イメージは、人によって全く異なります。
ある人は「この香りはスッキリする香りなんですよ」といい、ある人は「え?そう?私は甘く優しく感じるよ」ということも。
香りの言語化は、人から言われたこととは「あれ?」とすれ違いが起きやすいです。
印象をシェアしあって
- こんな人もいるんだなあ、という違いを知る機会に
- 人と意見・感覚が違ってても「良い」と思える材料に
- 人に香りを伝える時の材料に
してほしいと思っています。
LINEからも「私はこうですよ〜」とご意見いただけたら、より意見と資料が集まるので、初心者さんもプロの方もぜひご協力いただけると嬉しいです!
最新情報はInstagramまたはLINEにて〜